2011年05月11日

【神奈川新聞】「身近な存在」理解を。同性愛者の素顔、男子高校生映像化

本日、神奈川新聞朝刊に、SHIPで制作したDVDの記事が掲載されました。
記事は以下の通りです。

「同性愛者は身近な存在」男子大学生が素顔を映像化、出演DVDを県内中高に/神奈川

 県内の高校を今春卒業し、4月から都内の私立大学に通う男子学生(18)が、同性愛者としての自分について語ったDVDを作成した。「同性愛者や性同一性障害の人が身近な存在であることを知ってほしい」。DVDは県教育委員会などを通じて県内の中学・高校計約750校に送付。教材に用いたいとの声や講演の依頼も寄せられている。

 タイトルは「10分でわかる! 思春期の恋バナ」。男子学生は「ソウイチ」の名で素顔で出演する。同性愛の自覚を持った経緯やカミングアウトに対する思いなどを同級生らと語り合う。

 ボランティアで2年ほど前から携わる性的マイノリティー向けの交流施設「かながわレインボーセンターSHIP」(横浜市神奈川区)運営の星野慎二さんから、「同性愛者の生の声を映像化したい」と提案された。

 「マイノリティーでも前向きに生きている姿を伝えたい」。自身の性に違和感を持ち不安や孤独を感じている人の力になれればとの思いで、素顔を隠すことなく撮影に臨んだ。

 中学2年。初めて恋をした相手は男子だった。高校1年の冬、自分が同性愛者であることをはっきりと自覚した。周囲が侮蔑を込めて放つ「きもい」「おかま」といった偏見の言葉をそれまでは人ごとのように受け流していたが、自身の性的指向を自覚した瞬間から、それらが自分にも向けられる言葉となった。

 「傷ついたこともある。それでも自分は理解ある家族や友達に恵まれてきた」。両親にうそをつく罪悪感や、友に自身をさらけ出せないつらさを抱えていた。同時に、同性愛者であることを打ち明けることで拒絶されてしまうのではないかとの恐怖心もあった。

 「それでも『ゲイ』であることは自分自身を形成する大切な要素」。高校2年の夏に両親と親友に打ち明けた。手が震えた。両親は息子を否定しなかった。「一つの個性。友情は変わらない」。親友の返答は温かかった。

 一方、理解を得られず悩む人もいる。「異性愛が常識とされる社会の中で、性的マイノリティーはどうしても特別な存在と見られてしまう。ごく身近な当たり前の存在だということを知ってほしい」

 「SHIP」には、複数の中学・高校から、講演依頼や教員向けの研修としてDVDの活用を希望する声が寄せられている。星野さんとソウイチさんは「DVDが理解の第一歩になれば」と期待する。

 DVDは個人の希望者も受け付ける。送料のみ負担で頒布。問い合わせはSHIP電話045(306)6769まで。

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posted by ship at 22:37| Comment(1) | TrackBack(0) | 新聞記事
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Posted by イルビゾンテ 長財布 at 2013年08月31日 12:26
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